子供が成長期時期にこれといった原因無く突然訴える身体の痛みです。
典型的には夜中寝ているとき急に「痛い、痛い」と泣き出し、しかし次の日にはなんでもなかったようにケロッとしているのが特徴です。
原因は昔からよく「成長期には急に骨が伸びるからだ」と言われてきました。骨の成長は主に夜に骨端軟骨という骨の両端の部分が伸びてきます。そして子供が訴える痛みの場所もほとんどがこの骨端部(関節近辺)です。しかし、最近の研究ではこの成長痛は骨の成長とは全く無関係であり家庭環境が関係しているとも言われています。成長痛を訴える子供たちに対するある統計で、母親はわりと神経質な性格で、それに対して父親はのんきであるという傾向が示されています。また弟ができた、引越しをした、母親が仕事を始めた等、家庭環境の変化によって起こるともいわれておりはっきりとした原因は解明されてないのが現状です。
成長痛のほとんどは下半身に起こることから、ただ単に家庭環境からだけから起こるものでもなく、筋力をたくさん使いまだ完成されてない骨の脆弱な骨端部に負担がかかる為に痛みを引き起こすと思われます。
治療は一般的には特別なことは必要ない場合が多く成長と共に消失することがほとんどです。しかし上記のようにこの時期の痛みの訴えは子供の寂しさの現れでもあるので「またか!」と無視するのではなく「よしよし」と声をかけて温めたり(運動後熱感があるようであれば冷やす)さすってあげたり親子のスキンシップをとることも大切です。しかし中には骨が壊死を起こすパンナー病、ペルテス病、ケーラー病、膝の下部が痛むオスグット病のようにひどくなると後々障害を残すものもあり絶えず同じところがよく痛むようですと一度専門機関に受診することが必要です。
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