SMAP関係の舞台は初めてでとにかく楽しみにこの日を待ちました
まずは珍道中レポを・・・
同行するはずの地元友が午前中仕事でどうしても都合がつかなくて先に東京へ向かいました
福岡から参加のスマ友と待ち合わせをして向かった先は渋谷、ファミクラ
ファミクラへの道で「TSUBAKI」の試供品を貰って喜ぶ私達の目に飛び込んできたのは
「TSUBAKI」のフラッグが続く道♪
ファミクラまで続いていまして、まるでSMAPのお出迎えを受けているようでした
移転したファミクラはオフィス?って見間違うくらい綺麗な外観・内装
残念ながらSMAPのポスターはなかったのですが、つよぽんの日本沈没のパンフが置いてありました
友達のFC入会手続きをしているときに、吾郎さんの声に速攻で振り向いたら
VTRに登場♪
「ブス恋」「バージニアウルフ」のこと等語ってくれてました
続いて「Triangle」のPVが流れました♪
「Dear WOMAN」じゃないところが・・・(笑)
次がつよぽん!「日本沈没」「父帰る、屋上の狂人」について話してくれました
突然「亀梨君会いたいね」と???
次がKAT−TUNのVTRだったので、繋げたようです
ジャストタイミングでちょうどSMAPのVTRに遭遇できて嬉しかったです♪♪
駅に戻ったら、「TSUBAKI」のブースがありCMが流れていて
その前で東京の友と待ち合わせ〜
「Dear WOMAN」聞きながら待てるなんて、メッチャ幸せいっぱいでした☆
「TSUBAKI」に染まった渋谷の街
このタイミングに来る事ができてよかったです
さて舞台・・・
劇場がある三軒茶屋に移動してお茶しながら待ちの時間
ドキドキが徐々に増してきて、もうソワソワで心臓静まれ状態・・・
開場時間になったのでシアタートラムのドアをくぐりました
ちょっとクラシカルな造りのロビーを抜けて劇場内に
200名の座席数だけあって、小さい!と思いました
最後列でも舞台が直ぐ近くにかんじられる空間
今回は2列目センターという席に座る事ができました
もう、近いとかのレベルではないですね
舞台端まで2メートルくらい!
緞帳が上がっていて、セットは1作目の「父帰る」仕様で明治時代の設定でしょうか?
家具とちゃぶ台の向こうに障子があり後数分で舞台に立つつよぽんがここに・・・
って思うほど緊張がマックスで逆に早く始まってほしかった
それくらの緊張感の中開演を待ちました
客電・舞台照明が落ち真っ暗な舞台
左手より軽やかに入ってくる人影がちゃぶ台についてスポットライトがあたり開演
そこには剛君が着物に身を包み新聞を手にして座っていました
髪の毛が綺麗になでつけられていて、堀の深い精悍なお顔!
見とれそうになるのを舞台に集中と戒めましたよ(笑)
新聞をめくるカサッて音が聞こえてくる中、「おたあさん」と初台詞を言う声が・・・
いつもの癒しの声とは違って、低くて男らしい声でした
簡単なあらすじは、20年前に情婦を作って出奔した父のかわりに一家を支えてきた賢一郎(剛)
入水自殺を図った過去もあり、満足に3食食べれなかったり・・・
そんな苦痛な過去をも、父がいなくても幸せになれると信じてここまで頑張ってきた
母と手伝って、幼い妹・弟を養ってきた20年を過ごしてきた一家に
突然父が舞い戻ってきたことから心の葛藤、父との応酬
頑なに父を拒んで、ついには父が出て行ってしまいました
母に泣かれ懇願され、やっと素直になった賢一郎は弟と一緒に探しに外に駆け出していく!
怒りの演技がとにかく凄かったです
迫力に押されて、背もたれに背中をグイグイを押さえられるような感じでした
父が戻ってきた時に凍りついた顔になり、父が他の家族と会話している間の静の演技
握ったこぶしに力がこもったり、視線を落とす場所に感情の起伏が現れていました
父が杯を所望したところから怒りの演技に!
おびただしい台詞の中、額に汗をかいてきたなと思う間もなく
顔をつたい滴り落ちる汗の量が半端でありませんでした
その熱気がバンバン伝わってきました
台詞の応酬に引き込まれてただただ、この家族はどうなるんだ?って見ていました
兄弟が外に出て行き、スポットライトが消え、障子に「父帰る」の文字が映し出されて
親子愛・家族愛の1話目が終わり緞帳が下りました
終了して惜しみない拍手が沸き起こる中、鳥肌が立ってきました
それくらい迫真の演技でした
役者草なぎ剛に圧倒され、ゾクゾクと鳥肌が引かないくらいの舞台
あまりにもゾクゾクするので、一瞬私は熱があるんだろうか?と錯覚するくらい鳥肌立ちまくりでした!
緞帳の向こうからトントンと舞台設定の音が聞こえてくる間中
ある意味「父帰る」の衝撃に打たれていました!
10分程の休憩をはさんで2話目目「屋上の狂人」の幕が上がる
屋根の上にいる剛君
先ほどの精悍な風貌をはガラリとかわり、
白い着物が着崩れて髪もフワフワしてどちらかというと可愛い姿
狂人役ということもあってか、笑みを浮かべて手を差し伸べてます
お父さんが下ですぐ高いところに登ってしまうと嘆いている中物語が進行していきます
隣人に有名な巫女がいると紹介されて、屋根の上の義太郎(剛)を屋根から下ろし
お払いをしてもらうのですが・・・
狐がついていると青松葉で燻し、むせ込んでいる所に弟が帰宅
弟はお兄さんが大好きで共に生きたいと願っているので
兄の扱いに怒り心頭し、両親は始め並み居る大人たちを諌めました
その兄弟愛が描かれた舞台でした
義太郎は始終笑顔を絶やさなくて、今でいう障害を持って生きているのですが
心根が優しくて、物事の本質を鋭く見抜く目も持っている
金毘羅の神様と会話ができる彼を弟は幸せだと言います
二人の絆に涙が出ました
終幕、二人が眺める夕焼け空の向こう 義太郎が指し示した方向を見たら私にも神様が見えたかなぁ?
こちらはコミカルな面も取り入れられて、笑いもおきました
最後主演者の方が順に舞台に出てきて、センターに剛君が登場し深々と挨拶されました
剛君が最後に残り、客席を見てもう一度更に深く頭を下げて挨拶してくれました
とにかくタイプの違う2演目
当然人物設定も何もかも違うのですが、見事に演じ分けており
それぞれ深い感動を与えてくれました
役者「草なぎ剛」としか言えない舞台を見せてもらえて、ただただ感動です
2話ともとても大切なことを発信してくれていて、涙が出ました
25分ほどのショートですが、中身が濃くて内容的には2時間くらいの長編を見た気分です
1ヶ月に及ぶ舞台
レギュラーを抱えて大変だったとは思いますが、無事千秋楽を迎える事ができて何よりです
剛君素敵な時間をありがとうございました!!!
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