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任意整理の実例:M氏の場合

整理前:8社620万債務 ⇒ 整理後:6社132万円返済 の例

≪あくまでも一例です。全ての債務整理がM氏の様に行くわけではありません。≫

M氏は独身。趣味には妥協をしにくい側面を持つ。
背景:当初は正社員雇用終了による生活費不足から借入開始。 アルバイト収入による返済が滞らなかったため、趣味のための購入の借り入れ開始、高じてゆく。

 

債務種類

債権者主張
残債

借入年数

引直し後残債

交渉後残債

A信販系会社

クレジットカードショッピング

クレジットカードキャッシング

105万円

60万円

15年

14年

105万円

過払い75万円

相殺後30万円

Bカーローン

カーローン

60万円

2年半

車輌売却金70万

車売却費との差額10万円回収

C銀行

通帳借入

20万円

18年

20万円

18万円

Dクレジットカード

ショッピング

キャッシング

105万

50万

18年

104万円

過払い55万円

相殺後49万円

E信販系会社

クレジットカードショッピング

クレジットカードキャッシング

25万円

15万円

16年

24万円

過払い130万

相殺後過払い
106万円回収

F貸金会社

カード借入

45万円

5年

16万円

15万円

G消費者金融

カード借入

46万円

2年半

40万円

39万円

H消費者金融

カード借入

89万円

10年

利息制限法内の貸付で引き直し不可

88万円

当初債務総額

620万円

 

交渉後残債

過払い金返還+車両精算金⇒270万円回収

債権者と圧縮交渉後の残債務⇒393万円

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最終返済額123万円

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任意の債務整理の一般的な特徴

  • 借入年数が長いほど過払いになる可能性が高い。逆に短期間のものは圧縮が困難。
  • 返済のための口座通帳など、古い返済の証拠を持っていると有利。 (一部債権者は取引履歴を改ざんしたり、○○年分以上は保管していないなどと詭弁を弄して抵抗する場合があります)
  • クレジットカードショッピング(立替払)分は圧縮できない場合が多い。 (委任契約説:契約内容などによります)
  • この例のように残債務が残る場合は、 分割払いより一括返済を材料に交渉を行う場合の方が当然有利にはなります。
  • 分割弁済の交渉もあります。
  • 法定利率より低い金利で借りている場合は、減額の可能性が当然低くなります。


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