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債務調査ってなにをするのですか?

  過去に返済を継続した債務の、借入や返済を一覧にした「履歴」を取寄せ、法定利率より高く金利を払いすぎていなかったどうかを計算(『ひき直し計算』)しなおして確認します。
  おおむね、返済をしていた期間が7年以上あると、金利の払いすぎ=『過払い金』が発生している可能性が高いと言われています。
 『過払い金』があれば、貸金業者に「返してください」という交渉をすることになるわけです。

どれぐらい時間がかかりますか

 過払い金が発見された場合、その振込み終了まで最短4ヶ月〜最長8ヶ月以上と業者によってさまざまです。

 大手数社のみが最短期間で解決しますが、資力の弱っている業者ほど時間がかかります。

 1.「履歴」を取寄せるのに、1ヶ月〜4ヶ月以上、
 2.「引き直し計算」は当方事務所にて即座に実施、
 3.「過払い金」請求交渉は業者側の都合で2ヶ月以上、
 4.遅滞業者に訴訟をおこすと更に2か月以上、
 5.交渉成立から支払までに業者都合で1・2か月

 各段階で姑息な手を使って引き伸ばしをはかる業者もあります。


『過払い金』は必ず戻ってきますか?

  必ずとは言い切れません。

 『過払い金』とは、利息制限法以上の「グレーゾーン」金利に相当する金額を含めて弁済してしまったため、利息制限法を超える金利分の返済が累積したものを指します。

 本来、貸金業者が利息制限法を超える金利を受け取るためには、厳格な要件を満たす必要がありますが、この要件を満たすことは容易ではありません。
 とはいえ一度手中にしたお金を手放し難いものです。そこで、裁判で、「過払い金を返還しなさい」との判決が、あいついで出されているのです。

 そういう観点から見れば、過払い金は返還される可能性が高いといえます。過払い金返還請求は法的な権利だといえるからです。

 しかしながら、中にはかたくなな業者や、資力の弱った業者もあり、訴訟や粘り強い交渉が必要になってきています。

 また、取引が中断していた場合などに難しい論点が発生することもあり、一足飛びに結論が出にくいのがここ最近の現状です。

 補足すると、この過払い金に対する利息を請求できる場合もありますが、大手業者でもこの請求を飲むことはわずかです。

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