大規模暴力団による寡占化・広域化
   組織の威力を増大して資金獲得活動を容易にするため、中小暴力団が山口組、稲川会、住吉会などの大規模暴力団に系列化される寡占状態が全国的に続いている。
 
国際化の進む暴力団
   外国人犯罪組織や来日不良外国人との繋がりを深めて、けん銃や覚醒剤の薬物の密輸、集団密航事犯への関与など。

資金獲得活動の悪質・巧妙化、知能暴力化
   市民の平穏な日常生活や企業の健全な経済活動に深く介入する傾向を強めている。
@民事介入暴力
 企業の倒産整理、交通事故の示談、債権取立て等民事取引を仮装し、一般市民の日常生活や経済取引に介入。
A企業・行政対象暴力
 社会運動や政治活動を仮装、標ぼうするなどして合法的な行為を装いつつ企業・行政活動に介入して不当利益を獲得、また行政機関の有する許認可、指導監督、公金支給を不当に行使させたり、機関紙購読等の名目で不当んに金品を得る。
B合法的な企業活動を装う資金獲得活動
 暴力団がその実体を隠し、表向き企業活動を装いながら表の経済社会に進出して利益を得る。
C金融・不良債権に絡む暴力団
 企業経営に絡んだミス・トラブルやスキャンダルを材料に脅し、返済の意志が無いのに融資を迫る、さらにその不正融資自体を脅しの材料にして要求をエスカレートする。
 競売が予想される物件に虚偽内容の短期賃貸借権を設定したり、競売物件を暴力団事務所として使用し、安く落札し差額を稼ぐ、また立退料なとの不正名利益を得る。
 
組織実体の隠蔽化
   暴力団対策法による「指定」あるいは「行政命令」を逃れるために、組事務所に代紋、看板、名札等を掲出しない。または組員であることを否定したり、政治団体を結成し、あるいは仮装する。

態度の変化
   平成4年に暴力団対策法が施行され、県民の暴力排除気運の高まりと警察の取締りを恐れ、態度に変化がみられるようになった。
・組の名前を出さない

・断られたら無理をしない

・一見して暴力団をわかる格好をしない

・言動に気をつけ、ひかえた言動

 


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