その1・・・ランクル80  シートの交換

    車好きの方なら多くが交換しているシート、そのシートの交換に挑みました。(ちょと大げさ?)
通常であれば、社外シート用で車種別のシートフレームが出ているのでそのフレームとシートをセットで交換するのが一般的ですが、今回交換するシート(私は座椅子と呼んでいます)は、一般的に国内で販売されていないシートのため専用フレームなどはなく、レカロシート用のシートフレームをベースに加工し取り付けました。
    これが今回付けた座椅子(一見座椅子のようにしか見えないので・・・)で、米国はビードシートという会社?のウルトラシートといわれるシートです。一見お世辞にもカッチョ良く見えない座椅子ですが、座ると凄いんです!!この手のシートは米国のオフロードレース界では当たり前のシートだそうで、国内でもBAJAレーサーである塙選手をはじめとするオフロードレーサーも使用しているシートで、実際にこのシートが装着されたマシンに同乗する機会があり、一発で惚れ込み、運良く入手に至った訳です。     基本的な造りは、パイプフレームにハンモック+スポンジにガワと言ったシンプルな構造で、見た目より軽く重量も20ポンド前後です。シート幅が広めでパイプフレームにハンモック構造なため、一般的なシェル構造のように狭すぎてシートが座り手を選んだり、挙動やジャンプなどで体を痛める要素もほとんどありません。ゆったりと楽に座れ、かつホールドに優れたシートです!(体験した感想です。決してビードシート社の関係者ではありません、念のため・・・)
    早速、交換しようとシートフレームの加工を・・お世話になってるチューニングショップの店長さんと検討すること数分、以前使用していたシートフレームにL型アダプターを作れば付くとの答えが、アングルを切って穴あけ角丸め色吹き、ボトルオン!拍子抜けするくらいすんなり完成!後日シートを交換したところ・・・    あいにく車に付けた状態の絵がないですが。交換したシートに喜んで座ってみると、目線はおおよそ2〜3インチアップ状態、頭は天井ぎりぎりでダートでも走ろうものなら首が縮まりそう、足元はブレーキに足が届くのがやっと状態となってしまいました。思ったよりシート自体の厚みがあり、しかも、シートの止め方が底止めでなく、3センチ程の穴の開いたステーが縦についており、シートフレームとの距離が3センチほど高くなっているのも要因でした。少々のことなら時間が解決してくれるのですが、ちょっと高すぎるため、あえなく他の取り付け方法を考えざるおえなくなったのでした・・・
    色々考えた末、ローポジション化に出来るのがレカロ用のスライドレールとベースフレームを流用しての加工取り付けでした。使用した物はベースとレールが前後でボルト止めとなるタイプが必要でかつスライドレバーが内側のコの字型(左右のつながったタイプ)でしす。(実際には外側レバーだったので内側用に加工したのですが)     まずは、スライドレールとシートを固定させるためのアダプターの取り付けです。20ミリのアングルをレール外側に並ばせる形で溶接してもらい、側面前後にあて板を溶接、固定用のボルト穴(タップたて)をあけシートのステーとドッキングさせました。これにより3センチほど取り付け位置を下げることができる寸法なのですが・・・。
    ベースに固定するためのステーは不要なので、杉山!?でカットします見難いですがカット後はこんな感じ、すっきりです。
   本来は3つ空いている穴とベースフレームの丸棒で固定するのですが、スライドレールを直接平板に取り付けることでローポジション化を図りました。
    貴金属などをカットする時のお約束!?保護メガネと手袋は忘れずに・・     今回使用した、ハチマル前期用のベースフレームです。ローポジション化するのに左側の丸棒が邪魔なためこれまた杉山でカット!横の平板にスライドレールボトルオン用の穴を・・・
    穴位置もどうにか合い、ひとまず車への仮付けが出来る状態に・・・ 横から見るとこんな感じ、これで当初使おうとしていた底止め用のシートフレームより3センチほど低くなる計算に・・
試しに車に取り付け(またしても写真が・・・)てみると、それなり低い状態になりましたが、後ろ側が高い状態で、かなり立った姿勢となるので、予定どおり?ベースフレームの足を前を2センチ後ろを4センチほど短くします。
    まずは後ろの足をちょん切り、予定どおり4センチ短くした位置でバチバチっと!してもらいます。
    後ろ側を左右4センチ短くした後、前は2センチづつ短くしてもらいます。
    短足になったところで、問題?のスライドレバーの加工です。元々外側のレバーだったのを内側にするため、いったん左の写真の様にカットし左右逆に付け、幅もかなり狭くなるためカットし溶接し直すという作業をしてもらいました。この溶接技術はさすが!この道のプロの技です。ペラペラのパイプをきれいにバチバチっ!です。素人がやったらレバーが何本あっても足りません〜!
    これで大方の作業は終わりです。後は実車に合わせ、付くかどうかの確認とOKならばシートベルトのメスの取り付けステーの溶接と、杉山での均しとペンキ塗りで完成です。
当初の物と比べるとこんな感じです。重さも2キロ近く軽くなり、軽量化フェチの大家としては大満足です。
    一度車に付けてみました。最初は後ろ右側の穴位置が悪く、右前の足を殴りで矯正、無事に付きました。スライドレール中央に渡してある平板は5点式シートベルトの又ベルトのアンカー用兼補強(結果的に)です。
    前側の拡大図です。横の平板の左端がフロアと面になってます。物理上これ以上スライド機能付ではローポジション化できません。     こちらは上から左前を見た絵です。市販のシートフレームでは出っ張りが邪魔していてこのような位置にはなっていません。
    こちらは後ろ側です。純正のシートフレームと同じくらいの高さでしょうか?足も短くなり、強度も増した(加工前は曲がっていました。)と思います。     最後にシートベルト用のステーをバチバチっとしてもらい、ペンキを塗って、シートを取り付け完了。
    いよいよシートの交換です!左が交換前の風景?右が交換後の風景!(見りゃわかるか!)
    座面も当初よりかなり低くなり違和感のないシートポジションになrました。
気になる(私だけ?)目方もフレームを含め、約5キロくらい軽くなっていました。
      今回付けたビードのウルトラシート、気になる方はこちらで詳しいことがわかります!(ただし英語が堪能な方ですが・・・)
http://www.redart.com/
    今回の作業をサポート(と言ってもほとんどやってもらったんですが〜)していただいた。ヒカルオヤジ&フェニックスオートの店長さん!ありがとうございました。

※    四駆の改造で困っておられる方、近くのショップでできない改造などありましたら、一度フェニックスオートへ相談してしてみては?百戦錬磨の店長さんが、何かご機嫌な方法を考えてくれるはずですよ〜!

※ 貴金属の加工なら、ヒカルオヤジの営むIBCへ、現在、お猿の単車?を製作中とか、今度ここでも紹介したいと思います。
  前のページに戻ります